分かってほしい。誰に?

自分のことを、誰かに分かってほしい。理解してほしい。

特に私は「摂食障害というこの苦しみを分かってほしい」という気持ちが大きかったです。


カミングアウトのことについては別記事で書くことにします。

(実際に私が周囲にカミングアウトしたのは症状が出始めて5年くらい経過したときでした)


なんとかこの摂食障害のこと、それに苦しめられている自分をわかってほしくて、身近な人に必死に説明する。さらりと「わかったよ」と言われると、「そんな簡単に自分の苦しみを理解されたくない」と怒りの感情が出てくる。「~こういうこと?」と細かく質問されたりしても、うまく言葉で表現できずにやっぱりイライラする。相手がどう反応しても、結果的にイライラして、「分かってない」となる。


もし理解を得られたと感じても、今度は摂食障害という現状を(間違った形で)肯定し、それに甘んじて好き放題食べたり吐いたりしてさらに症状がひどくなることもありました。


どっちにしても、期待通りのものは得られませんでした。


分かってもらうこと。肯定してもらうこと。

誰に??

これは他者からではなく、まずは「自分が自分に対してだ」と感じるようになりました。

他者に向いているときはただ苦しいから「他者に当たりたかった」だけで、人のせいにして、自分の苦しみをぶちまけたかっただけ。自分では摂食障害の自分を肯定できず、惨めでやりきれないから、他者から肯定してほしかったのだと思います。


自分でもよく分からない自分という存在を、自分がそのままを肯定してあげること。

よく分からないなりにでも自分が、です。

苦しくても何とかここまでやってきた自分をちょっとだけ優しい視点から見ることができると、少し気持ちも柔らかくなれました。

甘えとはまた少し違う。

「他人に優しくする」ことはできてもなかなか「自分に優しく」はできない人が多いかもしれませんが、たまにはこのような視点から自分のことを見てあげてほしいと思います。


今回のテーマは、自分が自分を分かってあげよう。でした。


克服者臨床心理士と取り組む認知行動療法

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